弓歩

おはようございます

 

本日は昨日に引き続き有名な歩形「弓歩」です。形は割愛です。

馬歩と同じく8カ所の要点を守りつつ行います。このとき前足の重心は足の前側で薬指の辺りに(小指球)、後ろ足の重心は親指の辺り(母指球)に置きます。

 

・人が歩くとき前足の重心はかかと~小指球~母指球と流れるのが自然らしいので、歩きの延長である歩形もそのようになると考えます。

・膝の関節は1方向にしか曲がらない関節なので、自然な流れに逆らわないほうがムリな力がかからない。

・すねの骨の倒れるる方向は決まっているらしく、かかと~小指球に向けて倒れる様にする方が膝にムリな力がかからない。

 

以上の3つの理由から、私は弓歩時の前足の重心は小指球に置くべきと思います。

かかと~小指球のラインを進行方向に向けると自然と内股になります。だから歩形の前足は内股が多いんじゃ無いかと思っています。

普段歩く時もすねの骨の倒れる歩行に意識しだして膝が痛くならなくなります。

 

弓歩は多用される歩形ですので、膝を痛めない様に重心の位置や膝の向き等に氣をつけて練習していきたいものです。